2014年8月3日星期日

新しい夜を

古いベッドに別れを告げ、新たに届いたベッドで横になる初夜、


のはずだった。


確かにベッドは届いている、、、が組み立てる気が全くおきない。


そもそもの帰りが遅く、遊び呆けていたわけではないのだが帰宅は23時半頃、知人と話していたことなどもあり更に組み立てることをすっかりと忘れてしまっていた。


会話も落ち着き、さて取り掛かるかとまずは古いベッドを片付けようとしたのが1時近くだっただろうか?


少し動かしたとき、近所迷惑になるのと同時にベッドわきに何かが落ちているのに気が付いた。


白くまさんとマアムマアムカントリーさんである。


そう、息子の置き土産。


白くまさんは以前水族館に行った時に買ってあげたお土産で、前回遊びに来たときに持ってきていたお気に入り。


マアムマアムカントリーさんはお菓子の「カントリーマアム」の息子の呼び方。


ディズニーランドに連れていく前日、ボール遊びをしようと息子に寝室に呼ばれ、慣れ親しんだベッドで遊ぼうとしていた。


息子の手にはお菓子が握られていたため、「それを食べ終わって手を洗ってからね!!」といった記憶がはっきりとある。


確かに手は洗ってきた。でもね、きっと早く遊びたかったのかな?


カントリーマアムと白くまさんをそっと一緒にベッドに置いてしまったんだと思う。


それに俺が気が付かず、遊んでいる最中にきっとベッドのわきに落ちていたんだね。


シーツを変える時も気付かずにそんなことを懐かしんでいたら、


1時半・・・


ベッドを組み立てるのをやめて、コンビニに白くまさんを送る手配をしに行った。


アイスの白くまさんを買うオチなどないのである。


そこで昼間に調べていた古いベッドの処理権?A券2枚のB券2枚だったかな?を買い、古いベッドとデカいベッドフレームのダンボールとマットレスに囲まれた部屋で、


なぜか一息つこうと梅酒をロックで一気に飲み干した。


このままでは眠れるわけがないのである。


マットレスだけでも出して、古いベッドに重ねれば眠れるかなと実行をし、


実に背の高いNEWタイプのベッドの完成。


天井を高くするはずが逆に低くなり、


乗るではなく座るように横になるはずが、若干飛ぶような格好で横になるベッドで、


梅酒を飲み干した男は、


半裸で眠りにつくのであった・・・


そして今朝、


無事に寝違えている。


新しいマットレスは、


なかなかにドSだ。


そんな父の苦悩を知ることもなく、


息子は白くまさんを抱きながら、新しく買って一緒に包んだカントリーマアムを、今日の夕方これまた一緒に包んだピーターパンを観ながら頬張っているに違いない。


全裸ではなく半裸の理由は、、、


なんか高くてそわそわしただけだったんだ。


この男、


意外と臆病だったのである・・・


睡眠とは、実に奥深い。


快眠というネヴァーランドは、まだ少し先のようだ。
タオバオ代行

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